Wellness Club Autumn 2016
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6ジェネリック医薬品を利用しよう!Qジェネリック医薬品が安いのはなぜですか?Q薬局も行く時間によって、 料金が変わると聞きましたが…?A新薬に比べて、開発のコストが抑えられるためですA営業時間内であっても、加算がつく場合があります医療費節減特集ジェネリックQ&A 日本の医療費は年々増加しており、国の財政の重い負担となっています。そこで国は現在ジェネリック医薬品の数量シェアを、2017年半ばまでに70%以上、2020年度までのなるべく早い時期に80%にする目標を掲げ、ジェネリック医薬品の普及を推進しています。 一般的に、製薬会社が1つの新薬を作り出すには、10年から20年もの長い年月と、高額の費用がかかります。そのため、新薬を開発した製薬会社には20年から25年の特許期間が認められ、その間、独占的に製造・販売することができます。 ただし特許期間が切れると、ほかの製薬会社でも新薬と同じ有効成分で、同じ効能をもつ薬を製造・販売すること 処方せんを受け付けている薬局では、夜遅くまで営業しているところがあります。そのような薬局では営業時間内であっても、午後7時以降や休日などに処方せんを提出し、薬を調剤してもらった場合、「夜間・休日等加算400円」がかかることがあります。こうした加算は、夜間や休日の急病患者を受け入れてもらうための加算です。急病でなくても加算がつくので要注意です。※薬局の夜間・休日等加算には、健康保険が適用されます。また、 こうした加算がつく薬局は、その旨を掲示しています。ができます。これがジェネリック医薬品です。 ジェネリック医薬品は新薬に比べると、研究開発期間や費用を大幅に抑えて製造することが可能なので、新薬の2割から7割という安い値段で販売できるのです。厚生労働省から承認も受けており、価格が安いとはいえ、効き目や安全性は、新薬とほぼ同等です。※該当するジェネリック医薬品がない場合もあります。《リコー三愛グループ健保組合からのお知らせ》 医療費の増加はみなさんの保険料率引き上げにつながりかねません。当健保組合では、2017年度のジェネリック医薬品利用率目標値を60%から80%に引き上げています。 当健保組合ホームページにジェネリック医薬品活用術も載っていますので、ぜひご覧ください。http://www.ricoh-san-ai-kenpo.or.jp/contents/generic/generic.html薬局の営業中でも「夜間・休日等加算」がつく時間●平日の午前0時~午前8時、午後7時~午前0時●土曜日の午前0時~午前8時、午後1時~午前0時●日曜日●祝日
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