Wellness Club Spring 2015 特集号
5/8

血管年齢が進むと、血管が硬くなり、糖尿病などの生活習慣病になる可能性も?!悪い生活習慣が血管の老化を進める 若々しい血管は、栄養や酸素や、疲労物質をスムーズに体内の適所に運ぶことができます。そのため、疲れにくく、健康な体が保てます。 一方、血管年齢が進むと、しなやかだった血管が次第に硬くもろくなり、血流が悪くなります。そのうえ食べ過ぎや運動不足が続くと、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症させるだけでなく、命にかかわる恐れさえでてきます。●水分不足 ●運動不足 ●ストレス●食事 ●喫煙 血管の老化の一番の原因は加齢ですが、日ごろの悪い生活習慣が引き起こすことも。例えば、塩分の多い食事が血管の内部の細胞を傷つけたり、脂質の摂りすぎで血液がうまく流れなくなることなどが、血管の老化を進行させます。加齢を止めることはできませんが、普段から下記のようなことを心がけて生活を送れば、血管の若返りが期待できます。色とりどりの野菜は◎お茶や魚、海藻類、納豆、酢、きのこ類、野菜(ねぎ類含む)に、血液をサラサラにする効果があると言われています(それぞれの頭文字をとって「おさかなすきやね」)。血管の若返りのための4つのポイント123生活習慣を見直して、血管の若返りを図りましょう。Self-care若い血管年齢で、いつまでもハツラツと血流をよくする入浴方法どこで血管年齢を調べることができる? 入浴時にお湯につかると副交感神経の働きが活発になり、血管が拡張し、血液の流れがよくなります。しかし、入浴方法によっては、かえって血液をドロドロにさせてしまうこともあるので、注意が必要です。●入浴の前後に必ず水分をとる ●41度までのお湯に、20分程度つかる ●かけ湯をしてから湯船に入る 血管年齢測定は、血圧脈波検査装置(cキャビィavi)でも調べることができ、一部医療機関で実施しています。 実施機関を検索できるウェブサイト ➡動脈硬化net http://www.domyaku.net/search/index.htmlキラキラ女性   の押さえどころ!ドロドロ血液を撃退日常的に運動を速足歩きなどの有酸素運動は、血管壁を強くする効果が。喫煙は血管を縮め、血管壁を傷つける原因に。タバコはNG血液がドロドロになる原因4ストレスがかかると、血管に収縮がおこり、硬くなることで血流を悪くさせてしまいます。ストレスはためない 当健保組合の直営検診センターで健康診断を受けると血管年齢を無料で測定することができます。詳しくは、裏表紙をご覧ください!5

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です