Wellness Club Autumn 2014
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4①17億2,883万円の 経常赤字決算に 法定準備金、別途積立金32億7,845万円を繰り入れてやっと黒字(14億5,061万円)となっています②保険給付費と納付金を保険料収入だけで賄えない大変厳しい状況③(※)高齢者の医療のために、当健保組合も多額の「納付金」を払っています 保険料収入の約45%を占め、この割合が50%以上の組合も446組合も! 27年度には、約700万人の団塊世代が65歳に達するため、今後さらに増加していくことは明らかです(参考)。 後期高齢者自身の保険料が1割、公費が約5割で、残りの約4割を健保組合などが負担しています。 健保組合の前期高齢者の加入率(2%)が、全国平均(13%)と同じ割合になるよう計算されます! 単純計算で6倍以上の負担を強いられています。後期高齢者医療制度(75歳以上に)前期高齢者(65~74歳)の医療費に       決算のポイント246810経常収支差引額▲17億2,883万円収支差引額14億5,061万円収 入 272億8,385万円支 出 258 億3,324万円保険料 231億8,471万円組合運営の大切な財源として、事業主とみなさんに納めていただきました。健保組合の収入の85%が事業主とみなさまからの保険料が占めています。保険給付費(医療費や給付金・付加給付金)112億8,846万円みなさんが病気やけがをしたときの医療費や傷病手当金、高額療養費、出産育児給付金など各種の給付金として支払いました。保険料収入の約49%を占めている状況です。保健事業費(健康診断補助や体育奨励事業)12億9,145万円財政調整事業拠出金3億4,408万円事務費、還付金、連合会費、積立金他6億1,954万円高齢者医療納付金 122億8,969万円後期高齢者医療制度への支援金、前期高齢者医療給付のための納付金(下記の(※)参照)、退職者医療制度などへ拠出された納付金は、保険料収入の約53%、支出の約48%を占め、依然として財政圧迫の最大の要因となっています。これらはすべて義務的な経費です。繰入金 32億7,845万円健保組合の財産である決定準備金、別途積立金を取り崩して収支のバランスを図っています。財政調整事業交付金 2億6,361万円国庫負担金収入、国庫補助金収入、雑収入 2億1,263万円85.0%12.0%1.0%0.8%調整保険料収入3億4,446万円1.3%1.3%43.7%47.6%5.0%2.4%注)端数処理のため、一部合計が合わない箇所があります。2013年度決算がまとまりました健保組合全体当健保組合の納付金122億8,969万円(参考。26年度予算早期集計結果より)3兆3,155億円2013年度

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