Wellness Club Autumn 2014
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10ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)で、「ニコチン依存症」と診断されることブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であることただちに禁煙を希望していること禁煙治療プログラムについて説明を受け、そのプログラムへの参加を文書で同意すること※上記すべてに該当することが必要です。 もし、上記すべてに該当しなかった方や、「禁煙本数が少ない」「忙しい」「禁煙に自信がある」といった方は、処方せんの必要がない禁煙補助薬(ニコチンガム)を薬局で購入できますので、薬剤師にたずねてみましょう。禁煙の補助剤を使うことにより、離脱症状が緩和できる(厚生労働省「禁煙支援マニュアル」より)健康保険が使えると、医療費がその間のタバコ代よりも安くなる薬やカウンセリングにより、禁煙成功率がそれぞれ2~3倍アップメリット1メリット2メリット3健康保険を使って禁煙治療を受けるには… 初回(第1回目) 禁煙治療プログラムに同意し、この日から禁煙を開始することにしました。ニコチンパッチも処方してもらいました。※処方せんが必要な禁煙補助薬には、「ニコチンパッチ」「チャンピックス」があります。※チャンピックスを処方してもらう場合は、禁煙開始日の1週間前から12週間にわたって服用します。※車の運転など機械の操作を行う人は、チャンピックスは使用できません。 2週間後(2回目) なんとか禁煙は続き、医師からほめられました。 4週間後(3回目) せきやたんが改善するなど、禁煙の効果を自覚できるようになってきました。医師からニコチンパッチのサイズを段階的に小さくするよう提案を受けました。 8週間後(4回目) ニコチンパッチをやめて禁煙を継続することにしました。医師から体重の増加を指摘され、ウオーキングの時間をとるようにします。 12週間後(5回目) 禁煙治療はひとまず終了です。医師からここまで禁煙できたことをほめられました。決意を新たにこれからも禁煙を継続することを誓いました。 健康保険が使える禁煙外来(禁煙クリニック)は、下記のサイトで探すことができます。●特定非営利活動法人日本禁煙学会 http://www.nosmoke55.jp/トップページ➡禁煙治療に保険が使える医療機関情報最新版 「禁煙外来(禁煙クリニック)」では、健康保険を使って禁煙治療を受けることができますが、一定の条件を満たしていることが必要です。「禁煙本数が多い」「禁煙できるかどうか自信がない」「過去に禁煙にチャレンジしたが、強い禁断症状がでた」という方は、禁煙外来をおすすめします。成功率は高い「1人で禁煙」よりも 一定の条件を満たせば、健康保険を使って禁煙治療を受けることができます。自分ではなかなか続かない禁煙も、医師のサポートや離脱症状を緩和する薬剤を使用すれば、成功の確率はぐっと上がります。たとえ、一定の条件を満たさなくても、薬剤を利用できますので、ぜひトライしてみましょう。「禁煙外来」ってこんなところです禁煙治療の流れの例 健康保険を使った禁煙治療は、12週間(約3カ月)で合計5回行われます。初回の治療で禁煙開始日を設定し、2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に受診します。途中で、医師のアドバイスや薬剤の処方など、心強い禁煙サポートを受けることができます。12週間で5回の禁煙治療を受けます

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