Wellness Club Spring 2014
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8卒煙成功後は体調管理に気をつかうようになりました周囲の卒煙挑戦者の存在がチャレンジ継続の励みに●禁煙の動機は? 禁煙プログラムを知り、周りの数名で同時に始めたことがきっかけになりました。禁煙に成功したら治療費のうちの1万円が戻ってくるというのも励みになりました。●吸いたくなったら? 薬を飲んでいる前半3カ月は吸いたくなくなるので、周囲からすすめられても断ることができました。薬を飲まない後半3カ月は、無意識のうちに喫煙ルームに向かって歩き始めると、ちょっと恥ずかしいんですが、その辺りをくるっと一周して席に戻るなどして、気持ちを落ち着かせていました。●卒煙して感じたことは? 吸っていたときは(1ヵ月)1万数千円もタバコ代にかかっていて、お酒も節約して飲んでいたのですが、違うストレス解消法でコミュニケーションもはかれるようになりました。それから、私はガリガリだったんですが、禁煙後は10キロ太って標準になりました。太ったおかげで体調管理をしっかりするようになり、今ではカロリーにすごく気をつかうようになりました。やめてよかったです。●禁煙したい方へのアドバイス 第一目標として、薬を使ってタバコを断ち切る、第二目標としてタバコをやめてよかったという状況をつくることだと思います。私の場合、それが健康管理だったんでしょうね。禁煙とセットで趣味や体を動かすことなどを始めてみてはいかがでしょうか。●喫煙していた頃は? 飲み会では2箱吸ってしまう時もありました。禁煙したい気持ちはあったんですが、半日、1日、2日…そして飲みに行くともうダメ…という感じでした。●禁煙の動機は? 禁煙プログラムを見た時、「成功したら半額負担」とあったので、タバコをやめられて半額戻ったらいいな、やってみようかなという軽い気持ちがきっかけでした。禁煙外来の初日に、薬を飲み始めて1週間はタバコもお酒もいいと言われたので、薬を飲んで、お酒を飲んで、タバコもバンバン吸ったら、翌日今までに経験したことのない二日酔いになったんです。こんな思いをするんだったら、もうタバコはやめようと思いました。●禁煙できた要因は? 医師に「喫煙は麻薬中毒と一緒」だと言われ、初日の二日酔いもあって、将来のことを考えたら、ここがやめどきかなと。禁煙外来に行くたびに、一酸化炭素の濃度が改善していくのも励みになりました。まわりに同じプログラムをやっている人がいたことがわかり、負けるのは嫌だと思ったことも要因の1つかもしれません。●禁煙してよかったこと お酒を飲んだ翌日つらくない、息苦しくない、タンがあまり出ない、寝起きがいいなど、ちょっとしたことで、体調がいいというのはこういうことなんだと思います。それから、タバコ代が節約できてよかったですね。 しました!会社名リコージャパン㈱ 首都圏営業本部マーケティングセンター ドキュメント推進グループ谷川 忠之さん20年以上・1日1箱以上卒煙 リコー三愛グループ健保組合は、将来の事業化をめざして、2012年度から禁煙サポート活動を実施しました。今回はその活動に参加した人の中から、4名の方にインタビューしました。卒煙のヒントが盛りだくさんです。氏 名喫煙期間・量リコージャパン㈱ 総合戦略室BPR推進C BPR推進グループ高木康弘さん26年以上・1日1箱会社名氏 名喫煙期間・量

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