Wellness Club Spring 2016 特集号
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Wellness Club 特集号 家族のためのメンタルヘルス 2016年5月発行●発行/リコー三愛グループ健康保険組合 ●〒140-8665 東京都品川区南品川6-11-6 ☎03-3740-4881●ホームページアドレス http://www.ricoh-san-ai-kenpo.or.jp/ ●共通パスワードは「ricoh3ai」です家族のうつ病のサインこんな場合は要注意! 子どものうつ病は本人の自覚症状が薄いうえに、発育の過程のひとつとの区別がつきにくいことから、悪化するまで気づけないケースが少なくありません。 子どももさまざまな経験の中でストレスをためているのです。様子がおかしいなと思ったら、問いただすのではなく、寄り添うようにして話を聞いてあげましょう。家族ができること子ども編➡➡➡コミュニケーションを大切に➡➡➡ 「親に相手にされない」と思うことは、子どもにとって大きなストレス。子どもが話したそうにしている時は後回しにせず、きちんと聞いてあげましょう。➡➡➡子どもを認めて、愛情を示す➡➡➡ うつ状態の子どもは、何に対しても自信が持てなくなっています。皿を並べる、洗濯物を運ぶなど、できそうなことをお願いし、できた時には思い切りほめましょう。■心療内科など うつ病などのこころの病気を専門的に診療しているのは、心療内科と精神科です。病院のひとつの診療科でもあります。メンタルクリニックという形で開業している先生もいます。薬物療法と精神療法を行います。保険適応です。■カウンセリング 臨床心理士やカウンセラーが対応します。お薬は使いません。ゆっくり時間をかけて悩みやつらさをいっしょに考え、アドバイスします。保険外の自由診療です。■保健所、精神保健福祉センター 地域の保健所には、メンタルを専門とする保健師さんが常勤しています。無料で相談に乗ってくれます。地域の専門医を紹介してくれます。都道府県には、精神保健福祉センターがあり、電話等でのメンタル相談を受けています。無料です。■会社の保健スタッフ 従業員の健康管理の専門家は、会社の産業医や保健師さんです。メンタルの相談も乗ってくれますので、気軽に相談してみてください。ケアのポイント悩んでいるより専門家へ! 心の病気は適切な治療を受けることで改善します。早期の治療が効果的なのは、体の病気と同じ。早めに専門家に相談することをおすすめします。学校や友達の話をしなくなった成績が急に下がった笑顔がなくなり、表情が暗くなった学校に遅刻しがち、休みがち落ち着きがなく、集中力がなくなった理由もなく怒り、物を壊す家族と一緒に過ごすことを嫌がる

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