Wellness Club Spring 2016 特集号
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➡➡➡自然な日常会話が大切➡➡➡ 「夜は眠れる?」「からだの調子はどう?」など、自然な会話を通して、家族として心配していることを伝えてください。➡➡➡受容・共感の態度で➡➡➡ つらい症状を本人が訴えたときは、「つらかったんだね」と受容的・共感的に接してください。励ましや説教は禁物です。➡➡➡早めに専門医受診をすすめる➡➡➡ うつ病は、「怠け」でも「わがまま」でもありません。素人判断ではなく、専門医(精神科医や心療内科医)の診断と治療が必要です。命令的な口調ではなく、家族として心配していることを告げ、一緒に受診することです。家族のうつ病のサインこんな場合は要注意! うつになりかけている人は、自分でもどうしたらいいかわからない状態になっています。こんな時こそ、家族が温かく見守って、辛抱強く、しっかりと話を聞いてあげることが大切。 「自分のことを考えてくれる人がいる」「心配してくれる家族がいる」と強く思うことが、うつからの脱却の第一歩なのです。家族ができることケアのポイント夫編夫婦で気づきたい食欲がなくなったイライラして怒りっぽくなった夜更かしして、朝起きられないガンコになり、言うこともくどくなった意欲がなくなり、ぼんやりしているひとり言やため息が多くなった会話が減り、笑うことが少なくなった7

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