Wellness Club Spring 2016
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10かかりつけ薬局は健康づくりの強い味方! 病気になったりけがをしたとき、まずはかかりつけのクリニックや医院へ行くのが、上手な受診方法。そして、薬を調剤してもらう場合の薬局も、かかりつけにするのがスマートです。 処方せんを持って行って調剤してもらう場合、その都度、医療機関近くの薬局に行くのではなく、どこか一つに決めておけば、服用履歴(薬歴)データがそこに蓄積されるため、薬の重複やアレルギー体質などを考慮した調剤をしてもらえます。これは、国が積極的に推し進めている政策の一つであり、「健康サポート薬局」とも呼ばれます。 「気になる症状が出た」「市販薬とののみ合わせが心配」など薬に対する疑問や不安があるときは、薬剤師に尋ねましょう。かかりつけ薬局であれば質問や相談がしやすいため、服用に対する安心感を得ることができます。調剤してもらった後でも、疑問があればいつでも相談できます。かかりつけ薬局は、自宅や勤務先など、通いやすい場所にあることが重要です。また、●きちんと薬の説明をしてくれるか●患者の悩みや相談に親身になって答えてくれるか●気配りができるかなども大切なポイントです。かかりつけ薬局ってどんなところ?かかりつけ薬局なら相談しやすい自分にあったかかりつけ薬局をつくろう一つの薬局で調剤や服用履歴を管理できる他の薬との併用や体質などについて相談ができる自宅などの近くにあり、親身になってくれる薬局を2016年4月から変わりました!■6カ月以内に同じ薬局にお薬手帳を持って利用すると、支払う金額が安くなります。 ※ただし薬局の規模等によって安くならない場合があります。■「かかりつけ薬剤師制度」が新設されました。患者が薬剤師を選び、同意のうえで指名するもので、自分が信頼できる薬剤師がお薬から健康状況までトータルケアを行ってくれます。※かかりつけ薬剤師を指名すると負担金額が発生します(3割負担で210円)。※どの薬剤師でも選べるわけではありませんので、薬局に相談しましょう。セルフメディケーションかかりつけ薬局で

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