Wellness Club Spring 2015
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4①兼六園特別名勝に指定される名園。優れた景観の代名詞「六勝」を兼ね備えていることからその名がつけられた。園内の中心部に位置する霞ヶ池の北岸に配された徽ことじ軫灯とうろう籠越しの景観が人気の撮影スポット。冬の雪吊り景色が有名だが、春夏は花と緑が水面に映える散策のベストシーズンだ。④金沢の茶屋街<ひがし・にし・主かずえ計町>金沢には現在3つの茶屋街が残り、それぞれ昔の面影を残している。ひがし茶屋街は最も規模が大きくカフェや土産物店も数多い人気観光スポット。にし茶屋街は繁華街の片町に近く生活感のある花街。河畔に料亭と茶屋が軒を連ねるのは主計町茶屋街。散策するだけでそれぞれの趣を感じることだろう。ひがし茶屋街のメインストリート主計町茶屋街の裏路地自慢の街を歩こう加賀百万石の城下町 金沢は、1583年に前田利家が城を定めて以来、明治の廃藩置県までの間、加賀藩前田家十四代の城下町として栄えてきました。城を中心に武士の町や芸事の町などがつくられ、多くの人々でにぎわった往時の風情は、今も武家屋敷跡や茶屋街として残されています。 広々とした金沢城公園には、藩政時代の門や石垣が残され、復元された櫓などが優美な姿を見せています。そして、金沢といえば、日本三名園に数えられる兼六園。水と緑と花々が美しく調和した春から夏にかけての園内は、散策に最適です。 北陸新幹線の開通で、首都圏から近くなった金沢。ぜひ訪れて、町歩きを楽しみましょう。開 園7:00~18:00(3/1~10/15)、8:00~17:00(10/16~2/末)休 園無休入園料大人310円(65歳以上は無料)、小人100円(6~17歳)電 話076-234-3800②金沢城公園兼六園と並ぶ金沢の観光スポット。重要文化財の石川門はかつての搦からめ手て門(裏門)にあたる。瓦が白く光って見えるのは鉛瓦を使用しているため。園内には当時のままの石垣が残るほか、再現建築された菱ひしやぐら櫓、五十間長屋や内堀などが見られる。また、正門にあたる河北門も復元されている。開 園7:00~18:00(3/1~10/15)、    8:00~17:00(10/16~2/末)休 園無休入園料無料菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の見学は別途入館料が必要(大人310円、小人100円)電 話076-234-3800③近江町市場生鮮産品を中心にした市民の台所。市民から「おみちょ」と呼ばれ親しまれている。買い物のほか、加賀の味覚を味わえる飲食店も数多い活気あふれる市場だ。二脚で立つ徽軫灯籠は兼六園のシンボル石川門

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