Wellness Club Spring 2015
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2020406080100020406080100収 入 249億4,900万円支 出 249億4,900万円健保組合の収入の96.3%を事業主とみなさまからの保険料が占めています。みなさんが病気やけがをしたときの医療費や傷病手当金、高額療養費、出産育児給付金など各種の給付金として支払うものです。後期高齢者医療制度への支援金、前期高齢者医療給付のための納付金、退職者医療制度など財政圧迫の最大の要因となっています。保険料 240億2,500万円保険給付費(医療費や給付金・付加給付金)114億7,300万円高齢者医療納付金113億6,900万円保健事業費(健康診断補助や体育奨励事業)11億7,200万円調整保険料収入等 9億2,400万円がまとまりました事務費等9億3,500万円3.7%46.0%45.6%4.7%96.3%3.6% 扶養家族の適正化(被扶養者資格再確認)等により、2013年度の高齢者医療費拠出金の大きな精算金(9億2,190万円)が入るなどして、支出が減額されたことにより、2015年度に予定していた健康保険料率の見直しを回避することができました。 また、介護保険料も2014年度の一般保険料への繰り入れ(返済)が終了し15.0/1000から12.8/1000へ減額されました。予算2015年度2015年度重点施策注)端数処理のため、一部合計が合わない箇所があります。保険料upが回避されました1.データヘルス計画に基づく、 重症化予防の実施 レセプトデータと健診データの分析により、未治療者などへの保健指導を行い、高額医療の回避を行います。2.ジェネリック薬の利用促進 モデル事業所での先行推進の成果を全国に拡大します。3.特定保健指導の改善 法律では40歳以上が対象ですが、生活習慣病が多くなる35歳~39歳まで対象者を拡大し実施します。4.柔整師療養費の適正化 対象外の施術に対して、新たな対応を行い縮小化します。5.被扶養者認定の見直しと 検認の継続実施 負荷の少ない運用に見直し、継続実施を行います。6.業務改革の実施:適用業務等の  Web化 現在のNotesの仕組みをWeb化し、利便性・効率性の向上を図ります。 このほか、ジェネリック医薬品の利用促進(8ページをご覧ください)、接骨院・整骨院での保険証不正使用対策、被扶養者の認定基準の見直しなども実施してまいります。

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