Wellness Club Spring 2015
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10 ストレスがかかると、こころとからだにさまざまな悪影響をもたらします。そのため、うまくストレスに対処することは、健康を維持するためにも重要です。 ストレスに対処することを「ストレス・コーピング」といい、これには「問題焦点型」と「情動焦点型」の2つの問題焦点型情動焦点型スタイルがあります。ストレスに対処するときは一方のスタイルにこだわらず、うまくいかなければもう一方を試すなど、いろいろな対処方法があることを認識したうえで、状況に応じた解決策を探すことが大切です。上手な人になるためにストレスに対する2つのスタイルストレスの解消法ストレスケアのどんな仕事でも、どんな環境でも、何かしらのストレスはついて回るものです。だからこそ、ストレスとの上手な付き合い方を身につけておくことが大切になります。 直接家の人に話をして、窓を閉めてもらう、遅い時間の練習をやめてもらうなどの解決策を話し合って実行してもらい、ストレスを軽減します。 自分も好きな音楽を聞く、楽しそうにピアノを弾いている子どもの姿を思い浮かべるなど、プラスの方向に気分転換をしてストレスを軽減します。近所の子どものピアノがうるさい場合例 ストレスを引き起こす問題に働きかけ、問題そのものを変化させて解決を図ろうとする。 ストレスを引き起こす問題に対する自分の考え方や感じ方を変えて解決を図ろうとする。自分の気持ちを   書き出す気をつかわずにおしゃべりからだのコリをとる腹式呼吸で リラックスご近所さんピアノの音がうるさいんですが…子どもが一生懸命に練習しているんだなぁ 感じ方・とらえ方を切り替えます。気分転換の方法をいくつも用意して、状況に合わせて取り入れることが大切です。 話し合いを進めていくために交渉が必要。キーパーソンとつながりを持っておくのも大切です。

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